Msねっとの足跡
2000年、奈良県が主催する企画講座を受講した仲間たちが、「赤ちゃん連れでふらっと立ち寄れるほっとできる空間があったらいいな」という発想からティーサロン「オン・ソレーユ」をオープンしたのがMsねっとの始まりです。(※1)
その子供たちが大きくなり「もっとのびのび遊べる空間があったらいいな」という声から、子育ちぐるーぷ「にゃーたん」(※2)がはじまりました。
その後、オンソレーユやにゃーたんを卒業したママたちの「資格をとったよ」「仕事をはじめたい」という声で就職活動のお手伝いや最初の一歩を応援。こうした生の声がMsねっとを動かしてきました。(※3)
女性の社会への最初の一歩を応援する流れは2008年にActive Staion ほっと(※4)の活動につながりました。(※5)
2007年からは常設の広場運営に関わっています。
「ぷらんぷらん」(高の原)(※6)にはじまり、2008年に「ノル」(京終)2009年に「お陽さま」(富雄)。行政、法人、民間、地域などさまざまな立場の人との連携の難しさや面白さを感じながらMsねっとは歩んできました。(※7)
子育て支援とともに地域交流や人材の活用など社会に本当に必要なものが一過性ではなく継続的に、また安定的に運営されることを目指して、2010年特定非営利活動法人としての認証を受け「子育て支援・地域振興事業」と「就労継続支援A型事業」を2本柱に現在は活動をしています。
子育て支援・地域振興事業では、任意団体時代からの実績やネットワークを活かし、2011年10月から奈良市地域子育て支援センターSayaを受託運営しています。
また、任意団体の時から連携させていただいている奈良コープさんの「オンソレーユ」(※8)は現在も活動中です。
就労継続支援A型事業では、地域の中で障害をもった人が自分らしく生きる(働く)場や機会を創出するため様々な仕組みを模索し続けています。